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皮を剥かずにできる、ぶどうジャムの作り方

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皮を剥かずにできる、ぶどうジャムの作り方

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「ぶどうジャムを作りたいけど皮と種を分けるのは面倒くさい…」

巨峰であればまだ大きくて数も少ないですが、小さいぶどうデラウェアのような品種の場合、下ごしらえにかなりの時間が掛かってしまいます。

先日、自宅で採れた大量に採れた、種ありぶどうをジャムにしましたので、ジャム作りの参考にしていただければ幸いです。

では、皮ごと煮込む方法でぶどうジャムを作っていきます。

 

 

動画はこちら↓

皮を剥かずにできる、ぶどうジャムの作り方

材料

ぶどうの量に対して約3割の砂糖を使用します。

例えば、ぶどう500gの場合、砂糖は150g。
ぶどう1kgの場合は、砂糖が300gです。

動画で使用してるぶどうは、1つのボール当たり1.4kgあります。
計算すると、1.4✕0.3=0.42
420gの砂糖を使用します。

また、レモンを少々入れると色も少し鮮やかになります。

手順1.ぶどうを水洗いする

ぶどうを水洗いし、ザルで水切りをします。

手順2.ぶどうと砂糖を混ぜ合わせる

ぶどうと砂糖をボールの中でよく混ぜ合わせます。
動画で使用している砂糖はオーガニックシュガーです。

よく混ぜ終えたら、約30分寝かせます。

ぶどうに砂糖をまぶすことによって、浸透圧の関係で水分の移動がはじまり、ぶどうの中から水分が少しずつ出てきます。

手順3.ぶどうを鍋に移し弱火で煮込む

30分後、ぶどうを鍋に移して弱火で煮込んでいきます。

弱火での煮込み時間は、ぶどうの量が少なければ約10分、ぶどうの分量が多い場合は約20分煮込みます。

今回は、量が多いので約20分煮込みました。

手順4.ぶどうを強火で煮込む

約10分~20分後、火を強火に変えてグツグツと煮込んでいきます。

このとき、アクが出てきますので、アクを取りながら煮込んでいきます。

フルーツのアクはそこまでえぐみはありませんが、保存性を考えると取り除いた方が良いです。

手順5.とろみが出てきたら火を弱めて煮込む

とろみが出てきたら火を弱めて10分程煮込み、途中でレモンを少々加えます。

最初からレモンを加えてペプチン出しやすくする人もいますが、個人的には最後に入れる方が好きです。

ぶどうはアントシアニンを出し切って茶色くなっている状態です。ぶどうは皮自体に旨味と香りを多く含んでいるので、皮ごと煮込んだジャムはとても美味しいです😊

また、ぶどうの皮や種に含まれるペプチン一緒に煮詰めることで、とろみもつきます。

火を止めるタイミングは、まだ少しサラサラしてるかなくらいのタイミングで止めてください。

少しサラサラしているくらいでも、冷えるとしっかりととろみがついています。

手順6.ぶどうを裏ごしする

ぶどうをしっかりとこそいで、おいしいジャムを絞りとっていきます。

完成したぶどうジャムは、しっかりと密閉できるガラス瓶に移し替えて完成です。

一晩冷蔵庫でぶどうジャムを冷やすととろみが出て、パンに付けて食べるととっても美味しかったです。

ぶどうジャム作りに使用した調理器具と材料のご紹介

■オーガニックシュガー
有機シュガー / 500g TOMIZ/cuoca(富澤商店)

■柳宗理のボール
柳宗理(やなぎ そうり) ステンレスボール 27cm

■耐熱性のゴムベラ

 

ぶどうの栄養

 

ぶどうに多く含まれるアントシアニンには、視力回復につながる重要な役割を果たす効果があると言われています。

まこのアントシアニンは、ぶどうの果肉よりも皮や種に特に多く含まれているそうです。

また、ガンや動脈硬化の予防にも効果があるといわれています。 

まとめ

今回、使用したジャムは自宅の庭で採れたぶどうで、おそらくそのまま食べると酸味がかなり強いぶどうだったと思います。

そういった酸味のある小さなぶどうでも、美味しいジャムは作れます。

是非、ぶどうジャム作りにチャレンジしてみてください。

 

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